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ミヤシタ興産のよもやま話~第9回~

皆さんこんにちは!

 

長野県千曲市を拠点に外構工事一式・コンクリート解体を行っている

ミヤシタ興産株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

外構工事と環境問題──暮らしと自然のバランスを考える時代へ

今回は、普段はあまり意識されないけれど、実は環境に大きく関わっている「外構工事」の環境的側面について取り上げます。

駐車場、アプローチ、庭、フェンス、門扉、ウッドデッキなど、住宅や施設の“顔”をつくる外構。
しかしその工事は、材料選びや施工方法によっては、地域の自然環境や地球環境に思わぬ影響を与えることもあるのです。


◆ 知られざる「外構工事の環境負荷」

 

外構工事には以下のような資材・工程が含まれます:

  • コンクリートやアスファルトによる舗装

  • 天然石、ブロック、レンガなどの資材搬入

  • 樹木や土壌の掘削・搬出

  • 重機の使用による燃料消費と排ガス発生

 

これらの作業によって、CO₂の排出・自然環境の改変・都市のヒートアイランド化などが発生します。


◆ “透水性”のない舗装がもたらすリスク

 

最近では、駐車場やアプローチを全面コンクリートにする施工が主流ですが、雨水が地中に染み込まず排水溝に集中することで、以下のようなリスクが生まれます。

  • 地下水の涵養不足

  • 急激な雨水の流出による都市型水害の助長

  • ヒートアイランド現象の加速

 

つまり、“家のまわりの景観を整える工事”が、街や地球の気候にも影響しているということを意識する必要があります。


◆ 自然との共存型・環境配慮型の外構とは?

 

環境への負荷を軽減する外構の取り組みも増えてきました。

✅ 透水性舗装の活用

特殊な舗装材(透水コンクリート、インターロッキングなど)を使用することで、雨水が自然に地中へ還元され、地下水保全にも貢献

✅ ローメンテナンスの植栽計画

乾燥に強く、地域の気候に適した在来種を中心に配置することで、水やりや剪定の手間を減らし、環境への負担も軽減

✅ 再生素材や自然素材の利用

エコブロック、再生プラスチック製デッキ材、天然石などを使用し、製造段階でのCO₂排出を削減する意識も大切です。


◆ 外構工事業者としてできる環境貢献とは?

 

私たち施工業者にも、環境面で果たすべき責任があります。例えば:

  • 資材の適正発注と廃材の再利用

  • 環境対応製品の積極的な提案

  • 重機のアイドリングストップ徹底

  • 植栽・緑化提案によるヒートアイランド対策

 

こうした取り組みが、結果として施主様の長期的な満足と信頼にもつながるのです。


◆ まとめ:「家づくり=街づくり」という視点を持とう

 

外構工事は、単に家の周囲を整える作業ではありません。
それは、住まいと街と自然をつなぐ**“インターフェース”の役割**を果たす、大切な工事です。

これからの時代、外構工事には「デザイン性」と同時に「環境へのやさしさ」も求められます。
次回は、こうした流れを受けて変わっていく**“未来の外構工事”のかたち**をご紹介します!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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長野県千曲市を拠点に外構工事一式・コンクリート解体を行っております。

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